症状別メニュー

国際疼痛研究学会（IASP）は痛みを以下のように定義しています。

「痛みは実際の、または潜在的な組織損傷を伴う不快な感覚的、精神的な経験である」
つまり痛みとは、いま体に起こっている刺激だけではなく、精神的な「心」も関係しているということなのです。

あなたを苦しめるお悩みの症状も、実は脳が作りだした痛みを感じている可能性があるのです。
中枢神経が痛みを記憶しているのだと言われています。

慢性症状の厄介なところは、最初は脳が作りだした痛みだったとしても、その痛みが実際に筋肉を硬くして血流を悪くしてしまうことです。
血の流れが悪くなると痛みの元となる発痛物質を出しますので、さらに痛くなります。
そして、やがてその痛みや血流の悪さはお悩みの症状以外の他の部位にまで悪影響を及ぼすのです。

つまり症状を放置してしまうことで、
・中枢神経などが痛みを記憶する
・痛みがさらに痛みをまねき体中に広がる
といった悪循環があなたの体に起こります。まさしく慢性化した状態です。

そうならないためには、症状を放置せずに、ちゃんと良くしていくことが大事です。